整理箱 抽斗加工

先回までに箱組みと台輪ができあがりました。

その後、背板となるベニヤを打ちつけ、本体と台輪を合体させました。
合体させる前に、本体のカンナ仕上げ。
HI350358.jpg
一応、背景が写り込むくらいまでにはなりました。
湿度も高く、もう汗だくです。


そしていよいよ 抽斗(ひきだし)の作成です。
まず抽斗の横板がすっと入るように調整します。

それができたら、前板の幅と高さも調整します。
前板を機械加工で直角に加工したとしても、
実際に作った箱の本体とぴったりくることは少ないでしょう。
したがって、現物合わせで本体と合うように加工します。
一辺のどちらかを多めに削ったりして前板のはまる角度を変えて調整します。
HI350359.jpg
前板は押し込めばなんとか入る程度にぴったりにしておきます。
このあと、抽斗を組み立てたのち、
もう少し削ってスムーズに出し入れできるよう調整するようです。

いよいよ形が見えてきてしまいました。。
うれしいような寂しいような気持ちです。
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2008年09月04日 | Comments(2) | Trackback(0) | 職業訓練校

整理箱 台輪 +α

箱組みが出来上がったところで、本日は台輪(だいわ)の作成です。

箱の最下部に付けるもので、
底上げ、強度アップ、飾り などの役割があります。
こういう、家具の構造を勉強してるときって、とても楽しいです。
自分もそうだけど、素人だと、箱ができたバンザーイ で終わっちゃうもんね。
学校ってすばらしいな〜。


さっそく、今回の台輪ですが、
前端は「いも留め隅木付け」、後ろは「包み打ちつけ接ぎ」で作ります。
なんじゃそりゃ、という感じですよね。
百聞は一見に如かず。 じゃん。
HI350355.jpg
クランプしてる途中なので、分かりにくいでしょうか。
前は、45度接合に、内側に補強の木を付けてあります。
「いも」とは、単純に突きつけるという意味。 「留め」は45度でしたね。
補強の木は「隅木」といいます。
後ろは、側板が段欠きしてあり、そこに後ろ板がはまっています。

にしても、このクランプの仕方、変わってますよね。
45度接合があるので、単純にハタガネで締められません。
なので、ひもを2重に巻いて とっちんこで結び、
三角の木片を8個入れて締め付けます。
HI350356.jpg
ひもを2重にしたのは、このように上下に開いて
締め付けの力が均等にかかるようにするためです。


今日の最後は、摺り桟の取り付け。
HI350357.jpg
箱組みを後ろから見たところ。
側板に桟が3本付いてますね。
棚口からこの桟は水平に取り付けられており、
この上を引き出しが乗って滑ります。


今日は午前中、卒業検定の筆記試験でした。
といっても、1時間半ぐらいかけて細かく説明してもらったので、
ちゃんとやれば誰でも満点が取れそうな問題。
なんとか卒業はできそうだ。

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2008年08月28日 | Comments(6) | Trackback(0) | 職業訓練校

整理箱 箱組み

今日、整理箱の箱組みができあがりました。

製作図面はこちら。
HI350350.jpg
今までの箱よりも少し大きめ。
うまく作れるでしょうか。

棚口といって、引き出しの間に角棒がきます。
それをホゾ差しとするため、ホゾ穴を掘りました。
深さは約10mm。 残る深さは3mmぐらい。貫通しそうで怖いです。
HI350346.jpg HI350347.jpg
右の写真の上下方向は 1mm弱きつめにして 打ち込んでいきます。
左右方向は絶対にきつくしてはいけません。

では、組んだ状態。
HI350354.jpg
HI350353.jpg
少し留めがすいてしまったかな。
木裏を外にしたので、反りで多少ひっついてくれるといいなー。


では、次回は 台輪(だいわ) という、
作った箱組みの下にくる飾りを作りますね。

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2008年08月27日 | Comments(2) | Trackback(0) | 職業訓練校

会社見学

学校で希望者を募り、東三河方面にある会社へ見学に行きました。

成型合板の椅子をメインに営業している木工会社です。

1.5mmの単板を、何十枚も重ね、型にはめプレスして 任意の形に成型します。
プレスしたものを数センチ幅でいくつかに切断します。
できたパーツに穴あけ、ベルトサンダーで面取り、組み立てと進み、塗装されます。
場合によっては 布張り作業がある製品もあります。
張り作業は 熟練の技が必要なんだそうで、
木工の部署は若者が多いけれど、張りは見た感じ50代という感じでした。
張りをやりたい人を募集してるようでしたよ。 >ni-chanさん


総括としては、
無垢ではなく、しかもラインということで あまり期待せずに見学に行ったのですが、
会社がやや小規模なこともあってか、会社の歯車という感じはなく好印象でした。
やっぱり目に見えるものを作ってる会社は面白そうだなと思いました。

見ずにやらずに 勝手に判断するのは良くないなと 改めて実感した一日でした。

2008年08月26日 | Comments(0) | Trackback(0) | 職業訓練校

整理箱 板接ぎ

8月に入ってから、2週間の夏休みがありました。
好きで学校に通っている身としては、
そんなに長く休みは要らないんだけど、、と思いつつも決まりなので仕方ありません。

18日から再び学校が始まり、ついに最後の製品の製作に着手しました。
最後の製品は 引き出しが3つある整理箱です。

この整理箱、これまでの製作品よりも少し大きく、奥行きが300mmほどあります。
これほどの板幅になると、1枚で作れない場合もあります。

そこで教わったのが 板接ぎ(いたはぎ) です。
板同士をつなぎ合わせて幅広材を作り出す技術です。
家具作りには必須の技術なんだそうです。
たしかにホームセンターを見ても 幅広材ってスギぐらいしかないですよね。

いろいろな接ぎ方があるようですが、もっとも単純な イモ接ぎというものを習いました。
イモ接ぎとは、要は板同士を単純にくっつけたものです。

簡単そうですが、それでもポイントがあって、なかなか難しいです。

<ポイント>
 1.木目の方向
    接ぎ合わせた板同士の目の向きを揃える。
    ならい目・逆目が揃っていると 後でカンナがけが楽になる。

 2.接ぎ口の削り方 #1
    カンナがけした面同士は接着強度が高まるため 木端をカンナがけする。
    木端削りする際、片方の板の表面を上にして削ったら、
    もう1枚の板は裏面を上にして削る。
    こうすることで、完全に直角に木端削りできなくても、
    2枚の板が水平に組み合わさる。

    板接ぎ(直角)
    ※ただし、削る角度が途中で変わるような削り方をしてしまうと、
    やはり2枚の板はきれいにくっつかず ぐらぐらしてしまうので注意する。

 3.接ぎ口の削り方 #2
    木端の中央部分をわずかに多く削る。
    接ぎ合わせる際 ハタガネで締めたとき、材の両端がすかないようにするため。
    板接ぎ(隙間)

単純な板接ぎでも 難しいですね。
奥が深いです。

2008年08月20日 | Comments(0) | Trackback(0) | 職業訓練校
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